私以外の、誰にも普通に見える景色。
だけど、私には大切な想い出の場所。
初恋の人に連れられて帰った遠足の帰り道、すっかり軽くなった水筒を浮かべて、遊びながら歩いた小さな水路のある道。
もう、顔も声も忘れてしまったけど。
もう、あなたの2倍も生きてしまったけど。
もう、支えてくれる人もいるけど。
やっぱり今でも時々心が痛みます。
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自ら死を選ぼうとする誰かに伝えたい。
君が死ねば、君を慕う誰かが君と同じくらい苦しむってことを。
もう一晩だけ、考えて。
私も君が生きてくれることを願っているから。