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名前:久住 凛 年齢:33 @mixi @Cell-Net 【管理サイト】 オーダー・コフィン・カンパニー 庶務部 【好きな作家】 あざの耕平 有川浩 小野不由美 米澤穂信 【お勧め記事】 あざの耕平さん@山口大講演レポ 有川浩さん@高知講演会レポ あざの耕平さん関連記事 カテゴリ
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2007年 12月 23日
Dクラッカーズ+プラス 感想
正直な話、読む前は「いい形で終わった作品の蛇足にならなければ良いが」という一抹の不安がありました。もちろん、あざの耕平という作家の力量は今まで目にもの見せられてます(なんか悪い表現だな(笑))し、不安度は1%にも満たないぐらいではありました。しかし、私にとっても大切な作品ですから…ねぇ。 まぁ、杞憂だったわけですが。 というわけでネタばれなんか気にしない!全開でいきまーす。 あざのさんいわく「ミスリード」がテーマだったようですが、序盤から飛ばしてくれました。いや、ちょっとした違和感は確かにあったんです。「探偵事務所」がやたら警察にも幅を利かせていたり、「ブロンド」だったり。ああ、でもいきなりロスかぁ。梓は最初からしゃべれますけど、千絵や水原や景ちゃんはけっこうがんばったんだろうなぁ。ああ、でも景ちゃんは個人授業ですか、そうですか、一番上達するっていいますものねぇ(ニヤニヤ)。 次々と現れる懐かしい、そして新たな魅力を備えた彼らの様子を見ると大きく成長したなぁ…と感涙。 特に成長したのは久美子ですね。香苗や由紀は最初から割と大人びてましたけど、久美子は梓の後継者として大きく成長しましたねぇ。香苗と一緒に実践捜査研究会も続けてくれてましたし。甲斐は甲斐で…マカオって!(笑) ああ、でもそれぐらい大きな舞台じゃないと甲斐はその実力を発揮できないでしょうね。長老…どんな人だろう。 そして景ちゃん! わぁわぁ、どうしよう、どうしよう!また惚れた! ずっと「高校生の美少年」だったのが……どうしましょう、6歳差ですって。<何をどうする気だ!! サングラスかけてる絵、ものっすごいカッコいいんですけど! 今までは美少年が無理やり強がってたところが「可愛い」だったのに、その内面の強さに見合った年齢に成長しちゃったもんだから…「カッコいい」になっちゃいましたよ。背も伸びたし、シンプルなコートもまた良し! 最後のシャンパンのシーンだって……わあぁ(惚)。 どーうーしーよーうー!<だから何を!? むー、ちょっと落ち着け、自分。景ちゃんは二次元だ(再認識)。久住は基本、年上好きだ。いや、まぁ精神年齢が高ければ問題はないが……。 よし、気を取り直して。(何か余計なものがだだ漏れた気もしますが) いつも思うことですが、あざのさんの作品は「絵になる」シーンが多いと思うんです。今回だとアロマでのバトルですね。一人脳内動画再生状態。でも動画再生すると「最初のミスリード」が生きないという残念なところも。まぁそれをクリアする方法を考えるのもまた楽しいんですが。(刑事の姿を映さずにいけばなんとかなるかな?) 思いっきり続きが書けるような状態で幕を引いたことについては、私は良かったと思います。また「4年間」という空白を作ってくれたことも。そこは、あざのさんから「読者」へのプレゼントだと思うんですよね。何があったのか、自由に創造してね、っていう。Dクラの同人誌が少ない理由の一つとして、時間軸のきつさがあったように思うのです。割と短い時間内の物語ですし、時間が空いてるところではキャラがいなくなってたりして、思ったように書けないという制約があって。でも4年間、そして今後については妄想好き放題じゃないですか!(笑) カプセルとアロマが同じ根を持つ以上、たぶん「Dクラッカーズ」として、今後の物語を描くことは難しいと思います。まあ、グリフィス天文台とかホテルで張り込みとかは書けるかもしれませんが…まぁ、でもそれを出すとしたら、また1冊分書かないといけませんしね? さすがにそれは商業的にも難しいんじゃないかなぁ…。 そして「B」。あんたら相変わらずか!!(笑) そして時間軸をあわせるあざのさん。あなたも相変わらずですか!(笑) でもすごく楽しかったです。 この4年の月日は、彼らにも、そして私にも大きな時間でした。Dクラを読んでいたころ、私は時折友人と「景ちゃんが可愛い」と言っているだけの一読者でした。 それが今では…ねぇ? そう思うと、彼らの成長もむべなるかな。 葛根市で新たな挑戦に向かう9人に。メリークリスマス!!
by biblio_mania
| 2007-12-23 21:12
| あざの耕平
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