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名前:久住 凛 年齢:33 @mixi @Cell-Net 【管理サイト】 オーダー・コフィン・カンパニー 庶務部 【好きな作家】 あざの耕平 有川浩 小野不由美 米澤穂信 【お勧め記事】 あざの耕平さん@山口大講演レポ 有川浩さん@高知講演会レポ あざの耕平さん関連記事 カテゴリ
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2005年 12月 17日
新井輝さんの御作をようやく読了いたしました!
最初のシーンからえらくかっ飛ばしているなぁ、と思っていたら、どうやら「絡新婦の理」と同じなのですね。あれも「あなたが蜘蛛だったのですね」が最後になってわかるという形でした。しかし、絡新婦が蜘蛛を特定できないように書かれていた(当たり前か、犯人だもの)に対し、こちらは「確定した未来」というのが一風変わった点。ということは、すでにラストが見えているということですよねぇ。 それから、エロいという第一印象がどうなったか。 んーっと……なんかねぇ……そうねぇ……ずいぶんと「切り込んでくる」なぁと思ったのです。エロいのはおまけみたいなかんじ。いや、おまけっていうと酷いかもしれないんだけど、人と人とのつながりの最終形態なだけなんじゃないか、と。 最初はピンク色の綿菓子のイメージ、読んでみて「滑らかで艶やかな白い陶磁のナイフ すい、と音もなく深く突き刺さる」かなと思いました。 あざのさんが、硝子とアルミの組子細工、透き通る言葉とそれを支える軽やかかつ堅牢な設定というイメージなので、材質が混じっていない分、新井さんのほうが刺さるのかもしれませんねぇ。 しかし……一番気になるのはですねぇ。 どこがミステリーなんですか? 13階の存在ですか? ミステリー文庫から出てることですか? (……ひょっとして聞いちゃいけないことだったのかもシレナイ……)
by biblio_mania
| 2005-12-17 21:06
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