古書店の主にて、神主、そして憑物落としを生業とする「京極堂」こと中禅寺秋彦。京極夏彦氏の、通称「妖怪シリーズ」で活躍する探偵役。(役、であって探偵ではない。いや、探偵のほうも好きなんだけども)
京極堂のどこが好きか、というと、あの饒舌な語り口。あれはベルぱー(by Dクラッカーズ)にも通じるところがありますね。そういや自分、ベルぱーも大好きだ。だからって饒舌なだけの人が好きなわけではないのです。やっぱり、裏打ちする知識が確実でないとね。ただぺらぺらとしゃべる軽薄な男は大嫌いですよ。
そのほかにも、榎さんと一緒の時にみせる暴走っぷりとか、明石先生に対してみょうにしおらしいところとか、お気に入りポイントはたくさん。
まぁ、あの厚い小説、京極堂がいなければ読んでいませんね。